使っていた利用可能ポート番号がなくなっていた
在宅ワークの人から「VPNが繋がりません」と連絡が来る。
たいていはNASを再起動すれば直るのだけれど、今回はうまくいかない。
いろいろ調べたところ、OpenVPNに充てていたポート番号が「利用可能ポート」から消えていた。
もう1年以上何も触らずに使って来たのに「利用可能ポート」って変わるの?
変わるらしい。
ポート番号を入れ直して、
たしか設定ファイルをDLしてコネクトアプリにADDすればいいんだったよな。
繋がらない。
これはあかんので、未来の自分へちゃんとしたものを残しておこう。
SynologyNAS側の設定
①「配信済事業者ソフトウェア一覧」(http://ntt.setup:8888/t または http://192.168.x.1:8888/t)にログイン。ログインIDとパスワードはルーターと同じ。「利用可能ポート」の中から番号を選ぶ。

②SynologyNASのVPN Serverを開き、選んだ番号を入れる。

③NAS>コントロールパネル>外部アクセス>ルーターの設定。
ルーターポートは手入力可能だが、ローカルポートのほうは変更できないようなので、新しく作成してしまう。
「作成」クリック>ポート2か所に選んだ番号入れる。使えなくなったポート番号のものは右クリックで削除。
※UPnPが有効の場合は右下「適用」ボタンでうまくいくが、無効の場合は「配信済事業者ソフトウェア一覧」>「静的IPマスカレード設定」でポート開放が必要。また、ルーター>「IPv6パケットフィルタ設定(IPoE)」にも設定が必要。

④NASのVPNSereverに戻り「エクスポート設定」クリックで設定ファイルをダウンロード。

OpenVPN Connect アプリ側の設定
①ダウンロード、解凍した「VPNConfig.ovpn」をテキストエディットで開き編集。

②以後「OpenVPN Connect」アプリの設定は、社内用に作成した下記マニュアルを参照。

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